僕は、入社してから4年くらいは、自分の将来について不安が拭えませんでした。
この仕事を定年まで続けられるだろうか?
それが難しくて転職したとして、他の会社でも通用するのだろうか?
この不安は、仕事で色々な経験を積み、また経済や金融についての書籍や媒体で情報収集することで徐々に解消することができました。
不安の原因は、世の中の仕組みについて僕があまりに無知だったことなんです。
ところで、色々な書籍や媒体で勉強する中で気付いたんですが、内容が被っている本が結構あったんですよね。
振り返ってみると、このジャンルではこれさえ読んでおけばOKで、他の本の内容もカバーされるようなエッセンシャルな書籍・媒体があったのです。
この投稿では、金融ジャンルについてまとめています。
どれも僕が社会人1年目で出会いたかった書籍ばかりなので、参考にしてみてください。
仕事ジャンルのオススメ本についての記事はこちら。
バビロン大富豪の教え
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本の概要
1926年にアメリカで出版された「バビロンいちの大金持ち」を翻訳・漫画化したもので、お金を貯め、守り、増やす為の原理原則が学べる一冊です。およそ100年前の本ですが、資産家や銀行員に読まれたベストセラーで、今なお多くの人に読まれている、時代を超えて通用する知識が得られる、金融の教科書の原点と言える本です。
単に「お金を増やすこと」だけでなく、働くことや人付き合い等に関する、人間が幸福になる為の普遍的な知恵が書かれており、自分の人生観を考えるキッカケにもなるでしょう。
特に、次の「黄金に愛される七つ道具」は、人生の早い段階から身に付けて実践したいものです。
黄金に愛される七つ道具
- 収入の十分の一を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯得たお金に働かせよ
- 危険や天敵からお金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそ最大の資本にせよ
wakipedia的この本の読みどころ
まず、漫画版というのが大きなポイントです。スイスイ読み進められる上に、ストーリ仕立てなので内容が頭に入ってきやすいんです。個人的には、内容を理解して実践してこそ読書の意味があると考えているので、その目的を達成する為に最適だと思えれば、漫画でも音声でも媒体は何でもアリという立場です。
ストーリーの舞台は古代バビロニアなので、現代とは環境や条件に違いがありすぎますが、お金への考え方、仕事や人付き合いへのスタンスは現代に通ずるものがあります。
特に「黄金に愛される七つ道具」を知った時は、今まで読んだ他の自己啓発本や金融・投資関連の本の内容が点と点が線で繋がり、バラバラだった知識が整理されました。
具体的な資産運用の知識は他の本で学ぶ必要がありますが、そのベースとなる、小手先のテクニックではない根本的な考え方を身に付けるのに最適です。
漫画で読みやすいので、暗記するレベルまで何度も読み返しすることをオススメします。
金持ち父さん貧乏父さん
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本の概要
高度な教育を受けて高収入な教師となったがお金に困っている実の父親と、中卒で会社を経営して裕福な暮らしを送る友人の父親を見比べた筆者が、「お金持ちになる為に必要なポイント」をまとめている一冊です。筆者は、次の2点がお金持ちになる為に必要だと述べています。
お金持ちになる為の条件
- ラット・レースに巻き込まれないこと
- ファイナンシャル・インテリジェンスを身に付けること
具体的には、自動車や住宅のローン、保険料、クレジットカードの支払いで、給料が入ってきても即無くなってしまう状態です。
そんな状況を打開するのに必要なのがファイナンシャル・インテリジェンスで、「資産」と「負債」を見分ける能力を高めることで「お金を働かせる」仕組みの構築を目指すことです。
本書では、資産と負債の違いは何か、「お金を働かせる」とは具体的にどういうことか、について筆者なりの結論と戦略が書かれています。
アメリカが舞台なので日本とは少々勝手が異なる部分がありますが、根っこの考え方や戦略は共通しており、僕の人生戦略に大きな影響を与えた一冊でもあります。
wakipedia的この本の読みどころ
実はこの本は、僕が大学生の頃に読んだことがあったんです。ただ、当時の僕は「お金を稼ぐ=サラリーマンになる」ということ以外の選択肢に実感がわかなかったので、書かれている内容がイマイチ腑に落ちませんでした。
「自分のビジネスを持つ」
「不動産を買ってキャッシュフローを得る」
「会社をつくる」
と言われても、「そんな簡単なことじゃないでしょ」とピンと来ず、どうにかして実践してみようとは思い至らなかったんですよね。
そこから社会人になり営業職や企画職を経験し、色々な書籍や媒体で情報収集して見識が広がった今だからこそ、本書で書かれていることが理解でき、どれも実現可能であることを実感しています。
本書では「自分のビジネスを持つ」「お金を作り出す」ことの具体例として、不動産を購入し賃貸に出すことを紹介しています。
不動産に限らず、アフィリエイトやアドセンス、コンテンツ販売等、ネットを駆使すれば「自分のビジネスを持つ」ハードルは格段に低くなるので、柔軟な発想で考える必要性を実感しました。
サイフの穴をふさぐには? 学校も会社も教えてくれない税とお金と社会の真実
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本の概要
元銀行マンの筆者が、知らない間に取られていた税金や、合法的な詐欺によってお金を取られてしまうケースを紹介している、自分を守る為の金融知識習得に役立つ一冊です。「バビロン大富豪の教え」のうち、お金を守ることにフォーカスして、日本の個別事情に応じた形で金融知識がまとめられているイメージです。
日常生活で、どんな場合にどんな名目でお金を取られているのか、そのうち自分でコントロールできるのはどんな場合か、が丁寧に紹介されており、本書を読んで即座に実践できる知識満載です。
可能ならば、新入社員時代か内定を取得した大学4年生の時に一通り読み、その後も繰り返し読むことで内容の理解を深めるべき価値のある一冊です。
すぐ手にとって確認できるように、常備薬のように家庭に1冊置いておくことをオススメします。
wakipedia的この本の読みどころ
金融や資産運用の勉強となると、「お金を増やすこと」ばかりに目を取られがちですが、同じくらい「お金を減らさない・守ること」も重要です。本書は、「お金を守ること」に特化した内容となっており、特に「知ることでお金が減るのを防げる」知識がまとまっていることがポイントです。
また、会話形式で話が進む上、グラフや図も多用されており、普段金融知識に馴染みが薄い方でも理解しやすい構成となっています。
実は、本ブログのテーマである「おトクな暮らしの豆知識」として当初発信しようとした内容は、本書の内容そのものだったんです。
筆者がTwitterとブログで本書の内容を既に発信されていたので、僕は他の内容を発信しようと方向転換した、というのはここだけの話…
池上彰のお金の学校
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本の概要
お金の歴史から銀行の仕組み、投資、保険、税金など、お金にまつわる基本的な情報がまとめられている本で、身の回りのお金の流れについて考えを整理することができます。金利、株、保険、GDP、円高・円安、インフレ・デフレと、「なんとなくは知っているんだけど、結局これって何だっけ?」と自分の言葉で説明できない経済用語って、結構あるんじゃないでしょうか。
中学や高校で習う政治・経済の内容を改めて学び直す、という目的に最適な一冊で、この本を読むことで、日々のニュースへの理解度が上がること間違いなしです。
wakipedia的この本の読みどころ
金融機関勤務のサラリーマンとしては、本書に書かれている内容は必修で、逆に知らないと顧客や上司の信頼を損ねてしまいます。僕も新入社員の時に本書を読んだのですが、結構分かったつもりの用語が多く焦った記憶があります。
なお、本書は経済や金融の初学者の為の入門書という立ち位置なので、人によっては「内容が薄い・浅い」という感想を持たれるかもしれません。
僕としては、本書は金融・経済知識のベースを作る為のものと割り切り、それをもとにニュースや新聞、ビジネス雑誌で情報収集すると、より経済や金融への理解が深まるのでオススメです。
6,000円の格安タブレットで電子読書しよう!
「社会人になって明らかに読書量が減った」という方は多いと思います。
凄くよく分かります。そりゃあ仕方ないですよね。
社会人になって、初めての仕事で失敗は絶えず、覚えるべき業務知識は膨大で、読書するような余裕はないですよね。
平日は、毎日疲れ果てて、適当にコンビニや牛丼屋で軽めの夕食を食べて、家に帰ったらバタンキューだしなあ…
休日は、せっかくなので昼過ぎまで寝たいし友達と遊びに出かけたいから、その時間を読書に割きたくないなあ…
若手時代の僕も同じでした。
ただ、同期や同年代のサラリーマンも同じような境遇だと考えると、ここで読書して勉強すれば、周りと差別化して一歩リードできると思いませんか?
スキマ時間を活用しよう!
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ここで、僕も実践した「スキマ時間」を活用した読書を提案します。
これは、通勤時間や外回りでの移動時間といったスキマ時間で読書しましょう、というものです。
スキマ時間を使って、僕は電子書籍として購入した本をタブレットで読んでいました。
紙の本だと、2〜3冊持ち歩くと嵩張る一方、電子書籍だと端末1台さえあれば何十冊も持ち歩けますからね。
勿論、電子書籍はスマホでも読めますが画面が小さく読みづらいので、僕は6,000円で買える小型の格安タブレットAmazon Fire7を購入し、読書専用端末として活用しています。
Amazonの端末なので電子書籍リーダーも原則Kindleしか使えないのですが、裏ワザを使って、Google Playから楽天koboアプリをダウンロードして利用しています。
iPadと比べると画面の鮮明度は劣り、特に雑誌は読みづらさが否めないAmazon Fire7ですが、文字や図表がメインの書籍であれば問題なく読めます。
また、6,000円と格安なので、結構思い切った使い方もできます。
僕は入浴して湯船に浸かっている時にも、Amazon Fire7を持ち込んで読書しています。
流石に防水機能はついていないので、ジップロックに入れて浴室に持ち込み、湯水につけないように注意しています。
このように、スキマ時間を快適な読書タイムに変えてくれるAmazon Fire7、僕はもう手放せませんね…笑
仕事ジャンルのオススメ本についての記事はこちら。



