資産運用を始める時に大事なポイントは、株式へのインデックス投資とポートフォリオ分散の2つです。
過去の歴史を振り返ると、コストに対するリターンが一番優れているのは、株式へのインデックス投資だと言われています。
ただ、もしバブル崩壊やリーマンショック、コロナショックといった株価が暴落するタイミングで現金が必要になった場合、暴落した価格で株式を売ることになってしまいます。
株式だけに投資するのは、それだけのリスクがあると認識しなければなりません。
そこで、株価が値下がりした時に逆に値上がりするような金融資産を資産構成に組み入れることで(ポートフォリオ分散)、資産の目減りを防ぐことを考える必要があります。
▼参考記事はこちら▼
このポートフォリオ分散には、運用金額のうちどの金融資産を何%買うかのポートフォリオの決定に加え、当初決めた金融資産の割合が変わった時に増えた分を売って減った分を買い足すリバランスの実施も含まれます。
ただ、
「どの金融資産を何%買えば良いか分からない!」
「そもそも、ポートフォリオの決定とかリバランスとか面倒くさい!」
という人は少なくないと思います。
そんな、手間や面倒をかけずに資産運用でお金を増やしたい!という、ほったらかし投資をしたい人にピッタリなのが、ロボアドバイザーサービスです。
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レイ・ダリオ氏が考案した「オールウェザー戦略」
まず、「世界的なスゴ腕投資家って言うけど、そもそもレイ・ダリオって何者?」
という疑問が出てくると思うので、実績をまとめておきます。
- 17兆円を運用するヘッジファンドの創業者
- 2020年時点で個人の純資産は1,900億円
- リーマンショックを予言し、恐慌下でもプラスの利益を確保
- 1974年〜2013年の40年間の年平均利回り9.88%を実現
- 40年間のうち収益率がマイナスだったのは6年のみ
- 収益率がマイナスだった6年の平均損失は年率▲1.47%、最大損失は年率▲3.93%
これで、レイ・ダリオ氏が、損失をほぼ出さずに儲け続けている「実績あるスゴ腕投資家」であることがお分かりいただけたかと思います。
そんなレイ・ダリオ氏ですが、「もし子孫にお金を残せないとしたら、どんな投資方法・投資哲学を残すか?」という質問に答えています。
つまり、世界的なスゴ腕投資家が自分の手の内・投資戦略を明かしてくれているのです。
これはとんでもなく貴重なことで、例えるなら、ミシュランの星付きレストランが料理のレシピを公開するようなものです。
レイ・ダリオ氏の回答は、アンソニー・ロビンズ「世界のエリート投資家は何を考えているのか 何を見て動くのか」に掲載されています。
この本ではレイ・ダリオ氏以外の著名投資家にも同じ質問をしているので、著名投資家がどんな回答をするのか、興味があればぜひ読んでみてください。
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「オールウェザー戦略」はレイ・ダリオ氏の経済観から生まれた
レイ・ダリオ氏は、資産価格の変動要因は次の4つだけだと主張しています。
- インフレ
- デフレ
- 経済成長
- 経済下降
そして、経済を次の4種類の季節に分けて、その組み合わせで投資価格が上下すると捉えています。
- 想定インフレ率より高い:価格上昇
- 想定インフレ率より低い:デフレ
- 想定成長率より高い:価格上昇
- 想定成長率より低い:デフレ
オールウェザー戦略は、経済の季節は4つしかないから、各季節に適した資産配分に25%ずつ投資してリスクを分散すればいい、という考え方に基づいているのです。
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| 出所:アンソニー・ロビンズ「世界のエリート投資家は何を考えているのか 何を見て動くのか」 |
ここでポイントとなるのが、25%ずつ分散するのは、投資金額ではなくリスクの量だということです。
オールウェザー戦略では、経済の4つの季節のうち、次にどの季節が訪れるか分からないので、どの季節が到来しても対応可能なポートフォリオを目指しています。
株式や債券、不動産等、どの資産クラスにも好環境と悪環境があり、一生のうちには、どの資産クラスにも必ず壊滅的な状況に陥ることがあるのは、歴史的に証明されています。
そこで、リスクが同量の4つのポートフォリオを組み合わせれば、どんな経済的環境からも自分の資産を守ることができる、というのがオールウェザー戦略の発想です。
例えば、株式は値動きが激しい為、債券の3倍のリスクがあると言われており、株式50:債券50の配分だと、実際のリスク割合は株式95%:債券5%と評価されます。
どんな状況でも損失額をなるべく小さくすることを目指す守りの投資戦略が、オールウェザー戦略の本質なのです。
一般投資家向けのオールウェザー戦略「オールシーズンズ戦略」
「ということは、オールウェザー戦略を再現すれば、安定的に資産を増やせるんじゃないの!?」と思う人がいると思うのですが、ここで残念なお知らせです。
一般投資家は、レイ・ダリオ氏が構築するオールウェザー戦略を完全再現することはできません。
なぜなら、レイ・ダリオ氏はオールウェザー戦略を実践する中で、限られた投資家しか利用できない洗練された投資商品を使ったり、レバレッジを利用することがあるからです。
そこで、一般投資家でも購入できるような投資商品だけを組み合わせてオールウェザー戦略の再現を目指す「オールシーズンズ戦略」を、レイ・ダリオ氏は考案しました。
| 出所:アンソニー・ロビンズ「世界のエリート投資家は何を考えているのか 何を見て動くのか」 |
これもやはり、ポートフォリオに組み込む投資商品が異なる為、オールウェザー戦略を厳密に100%再現するものではありません。
しかし、中核となる考え方・原則は同じで、1984年〜2013年の30年間で試算したオールシーズンズ戦略の仮想実績も、オールウェザー戦略に負けず劣らずの結果となっています。
- 手数料を差し引いた年平均の実質利回りは9.72%
- 30年間のうち損失が出たのは4年だけ
- 4年間の平均損失は年率▲1.9%、最大損失は年率▲3.93%
(同年のS&P500の損失は年率▲37%)
オールシーズンズ戦略は実際に再現できるのか?
一般投資家向けの投資戦略として考案されただけあって、個人で買える投資商品でオールシーズンズ戦略を再現することは可能です。ただし、めちゃくちゃ手間がかかるし面倒くさいので、投資中級者以上でないとオールシーズンズ戦略を再現するのは難しいでしょう。
というのも、それぞれの割合で各資産を買う際に米ドルで支払う必要があったり、年1回は資産状況を棚卸しし割合調整のために売却・購入するリバランスをする必要があったりするのです。
ウェルスナビにはオールシーズンズ戦略そっくりのポートフォリオがある!
そこで、各資産を毎月買い付けたり、年1回リバランスしたりする手間を丸投げするのに、ロボアドバイザーが役立つのです。ロボアドバイザーでは、一度プランと積立の設定してしまえば、あとは各資産の割合ごとに自動的に買い付けてくれるし、リバランスも自動的に行ってくれます。
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| 出所:ウェルスナビ公式サイト |
ここで、レイ・ダリオ氏の「オールシーズンズ戦略」のポートフォリオとウェルスナビ
微妙な割合の違いはありますが、オールシーズンズ戦略はウェルスナビ
ウェルスナビ版オールシーズンズ戦略の注意点
ウェルスナビオールシーズンズ戦略を完全再現するものではないこと
オールシーズンズ戦略のポートフォリオを比べると、各資産の割合が微妙に異なる為、期待リターンも微妙に異なる可能性があります。具体的には、株式と金・不動産(≒商品取引)の割合がオールシーズンズ戦略よりも低い為、インフレ時と経済成長時の期待リターンが低くなることが予想されます。
もっとも、ウェルスナビ
自分で各資産を買い付けるよりも手数料が割高であること
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この1%の手数料を「勿体無い」「余計な費用だ」と感じる人もいるかと思うので、一度ウェルスナビ
- 世界的なスゴ腕投資家レイ・ダリオ氏のポートフォリオをほぼ再現できる
- 商品選び、買い付け、積立、分配金の再投資のプロセスを自動化できる
- ポートフォリオのリバランスを自動的に実施してくれる
- 譲渡益にかかる税負担を自動的に相殺し最適化してくれる
これだけの手間を全てウェルスナビ
また、アクティブファンドが手数料2%〜3%を要求するケースが多いことを考えると、ウェルスナビ
まとめ:ウェルスナビ版オールシーズンズ戦略は資産運用の選択肢として大いにアリ!
世界的なスゴ腕投資家レイ・ダリオ氏のオールシーズンズ戦略は、ウェルスナビオールシーズンズ戦略は、どのような経済状況でも利益を上げられるようリスクコントロールされたポートフォリオを目指す投資戦略です。
- 手数料を差し引いた年平均の実質利回りは9.72%
- 30年間のうち損失が出たのは4年だけ
- 4年間の平均損失は年率▲1.9%、最大損失は年率▲3.93%
(同年のS&P500の損失は年率▲37%)
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ただ、ポートフォリオ構成の基本的な考え方は同じなので、オールシーズンズ戦略と大きく異なる運用結果になるリスクは限定的だと言えるでしょう。
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