一昔前は新卒で入社した会社に定年まで勤め上げることが一般的でした。
終身雇用が前提で、若手の時に低い給料でも年を取れば出世して給料が上がる年功序列でした。
ただ、今はもう終身雇用ではなくなりつつあります。
終身雇用でないなら、もはや低い給料や会社都合の全国転勤を我慢する必要は無いと思うんです。
実は僕も1年前、全国転勤が嫌で新卒入社した会社から転職したのですが、あの時転職を決断して人生の悩み・懸念が一つ消えたので、本当に良かったと思っています。
この投稿では、僕が人生初の転職で実践して良かったこと、失敗して教訓とすべきことをまとめています。
転職を考えてはいるものの一歩踏み出せない方や、今の勤務先で働き続けることに迷いがある方は、是非参考にしてみてください。
僕の転職活動の概要
僕は金融業界に新卒で入社したのですが、転職先も同じく金融業界の会社です。今までの業務経験を整理して、自分の得意なこと・向いていることを活かせる会社を選びました。
転職エージェントの
実際に転職活動を始めてからオファーを頂くまで2ヶ月程かかり、応募した会社数は10社ほどです。
待遇は現状維持〜ややアップの水準でオファーを頂けたので、年収はそのままに在宅勤務やフレックス等柔軟な勤務環境を得ることができました。
僕が転職を決めた背景
本音を隠して建前で内定を貰った1社目
僕が新卒入社したのは全国転勤がある金融業界の会社です。就活時は全国転勤があることを納得・合意した上で応募し内定を頂けたのですが、当然そんなのは口だけのポーズです。
そりゃあ「全国転勤でも全然大丈夫です!」って言わなきゃ選考に落ちますからね、就活生に拒否権や選択肢なんて無いですよね。
就活当時の僕は、「それなりの高収入を得る為には仕方ない」と、嫌々ながら全国転勤を受け入れました。
入社当初は不安でしたが、20代半ばまでは全国転勤もなんとか耐えられましたし、逆に全国転勤だったからこそ体験できたこともありました。
最初の配属先は地元の首都圏を離れた地方都市で、友人・知人ゼロの縁もゆかりも無い中で、仕事に邁進していました。
そこでは積極的に会社の外でも活動し、そこで友人や恋人を作る等、プライベートも充実し楽しい日々を送ることができました。
この最初の配属先での経験は僕の人生で大きな財産となっており、若手時代に地方支店での業務を経験できて本当に良かったと思っています。
自分の本音に正直になる
20台半ばで首都圏にある本社へ異動してから、「全国転勤やむなし」という考えが徐々に変わってきました。本社に転勤し、結婚を見据えた彼女ができたことで、結婚生活や子育てを現実的に考えるようになったのです。
「このまま全国転勤に家族を連れていくべきか?」
「子供が生まれたら、単身赴任を避けられないのではないか?」
「そもそも、家族が離れ離れに暮らすのが前提ってオカシくないか?」
やっぱり、この先の会社員人生で全国転勤がついて回るのは正直キツいなぁ…それが本音でした。
それに加えて、会社都合の全国転勤があることで、自分主体でキャリア形成ができないことも不安材料でした。
そんな中、本社から地方支店への異動辞令を受けて、やはり全国転勤は受け入れられないと転職を決意しました。
果たして今の勤務先以外で自分は通用するのか?
不安はありましたが、それ以上に会社に振り回される人生は嫌だと思ったのです。
転職活動で実施したこと
本社から地方支店への異動辞令が出たその日に、Google検索で上位に出てきたビズリーチ とリクルートエージェント 、dodaに登録しました。1社目の慣習で、辞令が出てから2週間で異動先へ着任することになっていたので、僕に残された時間は着任までの2週間です。
結局この2週間で転職先が決まらず、着任後も地方支店で勤務しながら転職活動を続けました。
着任後、転職エージェントも活用すると良いことを知り、追加で
それ以降は、転職サイトはあまり使わず、ずっと転職エージェントを活用していました。
なるべく転職エージェントとの面談や応募先との面接を電話面接やWEB面接で対応してもらい、どうしても対面での面接が必要な場合は有給を取りました。
なんとか着任後1ヶ月で運良く転職先が決まりましたが、もし長引いていたら頻繁に有給も取れないので、転職することを諦めていたかもしれません…
職務経歴書の作成
それまで一切転職活動をしてこなかった為、手探りで色々調べたところ、求人への応募にあたり、履歴書と職務経歴書が必要だと分かりました。職務経歴書は今までどのような業務を経験して何を得たか・何ができるか、というA4サイズの自己PRシートです。
この職務経歴書の作成がめちゃくちゃ大変で時間がかかりました。
初めて作成するので勝手が分からず、また自分の今までの業務経験の棚卸しから必要だったので凄く手間取ったのです。
最終的には、ネットで調べたりエージェントの方へ壁打ち相手になって貰い、なんとか完成できました。
振り返ると、概ね次のような項目を意識すると上手く整理できましたし、面接でもスラスラと受け答えができました。
転職サイトのリクルートエージェント やdodaは、転職の流れや準備すること等、転職全般で必要な情報収集に役立ちました。
自分で求人検索できる上、1人の担当者から「この企業はどうですか」と、現職の業界にとどまらず幅広い業界の求人提案を受けることができます。
ただ、実際に求人へ応募してからのフォローはやや手薄な印象でした。
一方で、転職エージェントの
JACリクルートメントやen worldは、業界や企業ごとに担当者が分かれており、様々な担当者から希望する業界の求人提案を受けられます。
実際に求人に応募してからも、他の転職者の事例や応募企業の選考内容・重視するポイントを教えてくれる等、手厚いサポートに助けられました。
どうやら、転職エージェントは企業向けと転職者向けの営業担当が同じようで、企業からの要望やフィードバックを直接転職者へ連携できることが強みのようです。
なお、ビズリーチ は転職エージェントと転職者をマッチする場を提供していることから、どちらかと言うと転職サイト寄りかなと思われます。
つまり、どれだけ応募先の利益に貢献できるかを証明し、応募先に納得してもらうか、ということです。
転職では、今までの勤務先での業務内容や実績をもとに自己PRできる為、就活よりも自己PRの戦略を組み立てやすいと思います。
応募先の情報収集では、会社HPやIR情報に加え、社員口コミサイトのopenworkを活用しました。
自己PR戦略の組み立て方やopenworkの活用方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
なので、転職活動当初は、職務経歴書の作成はおろか、どの企業に転職するかという判断軸もブレブレでした。
「やりたい仕事」は特段なく、「興味がある仕事」は全くの未経験で年収や待遇も下がるし、今までの仕事は得意なのか・向いているのか自信が無い…そんな状況でした。
また、当初は転職エージェントから、直近の担当業務が企画系だったことからコンサルティングファームを薦められました。
僕も最初は「〜すべき」というべき論で、今までのキャリアから更に発展させるような企業に転職すべきと考えていましたが、連日の深夜残業は当たり前なコンサルティングファームのハードワークっぷりにビビっていました。
「月80時間のみなし残業込み」の条件提示だったり、openworkで月の残業時間が100時間だったりと、単純に「そこまで必死に働いて何を目指すのか?」に対する自分なりの答えが見出せなかったのもあります。
そこで僕は、「やりたい仕事」がいまいちピンと来なかったので「向いている仕事」で企業を探すことにしました。
「自分に向いている仕事」はどんな仕事かを明確にするよう意識すると、キャリアを上手く棚卸しできたように思います。
これは複数の転職エージェントから言われたことで、このタイミングでTOEICの大切さを痛感しました。
エージェントいわく、
「TOEICスコアが800以上あると紹介できる企業が増え、900以上だと年収も100万円近くアップする」
とのことでした。
今の業務内容では英語使わないしなあ、とTOEICのスコアアップを疎かにした過去の自分をしばき倒したくなったのは、言うまでもありません…
転職サイトと転職エージェントの強み・弱みを、ちゃんと調べて理解してから使い分けるべきでした。
転職活動初期は転職サイト経由で応募していました。
ただ、応募先が何を重視しているか・どんな選考内容か、というアドバイスやサポートが手薄で、なかなか上手くいかなかったです。
一方で転職エージェント経由で応募した企業については、順調に選考を進んでいきました。
エージェントが、過去の面接であった質問リストをシェアしてくれたり、どんな人材を欲しがっているか・何を重視して選考するかを詳細に教えてくれたりと、的確な対策ができたからです。
自分のキャリアを棚卸しして応募する企業・業界を絞ってからエージェントに相談すると、効率的にキャリアアップや待遇アップに繋がる求人紹介を紹介してくれます。
勿論、キャリア棚卸しの段階からエージェントへ相談するのも大いにアリです。
彼らは転職のプロフェッショナルなので、自分のキャリアで活かせる経験や向き不向きを第三者の視点からアドバイスしてくれるでしょう。
それに備えて、職務経歴書を毎年更新するようにしています。
1年間の自分の業務内容や意思決定とそれに至った思考、苦労したことやそれをどう考え解決したか、についてキャリアの棚卸しを実施します。
また、転職の意思は無いものの、定期的に転職エージェントとコンタクトをとり、もし今転職したらどのくらいの待遇になるか、自分の市場価値を把握するようにしています。
それに加えて、「今の勤務先に収入を依存しすぎない」という観点から、資産運用等の勉強も転職前以上に積極的に取り組んでいます。
職務経歴書の作成ポイント
- どんな業務を経験したか、どんな実績を上げたか
- その業務で、なぜその意思決定をしたか・どう考えたか
- そこで苦労したこと・学んだことは何か
- その学びや業務経験を踏まえて、転職先でどのように役に立てるか
転職サイトと転職エージェントへの登録
転職サイトのリクルートエージェント やdodaは、転職の流れや準備すること等、転職全般で必要な情報収集に役立ちました。
自分で求人検索できる上、1人の担当者から「この企業はどうですか」と、現職の業界にとどまらず幅広い業界の求人提案を受けることができます。
ただ、実際に求人へ応募してからのフォローはやや手薄な印象でした。
一方で、転職エージェントの
実際に求人に応募してからも、他の転職者の事例や応募企業の選考内容・重視するポイントを教えてくれる等、手厚いサポートに助けられました。
どうやら、転職エージェントは企業向けと転職者向けの営業担当が同じようで、企業からの要望やフィードバックを直接転職者へ連携できることが強みのようです。
なお、ビズリーチ は転職エージェントと転職者をマッチする場を提供していることから、どちらかと言うと転職サイト寄りかなと思われます。
求人への応募・応募企業の情報収集
転職とはいえ、基本的な考え方は新卒の時の就活と同じです。つまり、どれだけ応募先の利益に貢献できるかを証明し、応募先に納得してもらうか、ということです。
転職では、今までの勤務先での業務内容や実績をもとに自己PRできる為、就活よりも自己PRの戦略を組み立てやすいと思います。
応募先の情報収集では、会社HPやIR情報に加え、社員口コミサイトのopenworkを活用しました。
自己PR戦略の組み立て方やopenworkの活用方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
転職活動で苦労したこと・教訓
もっと早くから転職活動の準備をすべきだった
正直なところ、自分のキャリアの棚卸しをほとんどやってこなかったんですよね。なので、転職活動当初は、職務経歴書の作成はおろか、どの企業に転職するかという判断軸もブレブレでした。
「やりたい仕事」は特段なく、「興味がある仕事」は全くの未経験で年収や待遇も下がるし、今までの仕事は得意なのか・向いているのか自信が無い…そんな状況でした。
また、当初は転職エージェントから、直近の担当業務が企画系だったことからコンサルティングファームを薦められました。
僕も最初は「〜すべき」というべき論で、今までのキャリアから更に発展させるような企業に転職すべきと考えていましたが、連日の深夜残業は当たり前なコンサルティングファームのハードワークっぷりにビビっていました。
「月80時間のみなし残業込み」の条件提示だったり、openworkで月の残業時間が100時間だったりと、単純に「そこまで必死に働いて何を目指すのか?」に対する自分なりの答えが見出せなかったのもあります。
そこで僕は、「やりたい仕事」がいまいちピンと来なかったので「向いている仕事」で企業を探すことにしました。
「自分に向いている仕事」はどんな仕事かを明確にするよう意識すると、キャリアを上手く棚卸しできたように思います。
TOEICスコアを可能な限り上げておくべきたった
「企画系の業務経験があるので、これでもしTOEICが800以上あれば紹介できる企業がもっと増えるんですけどね」これは複数の転職エージェントから言われたことで、このタイミングでTOEICの大切さを痛感しました。
エージェントいわく、
「TOEICスコアが800以上あると紹介できる企業が増え、900以上だと年収も100万円近くアップする」
とのことでした。
今の業務内容では英語使わないしなあ、とTOEICのスコアアップを疎かにした過去の自分をしばき倒したくなったのは、言うまでもありません…
転職サイトと転職エージェントの違いを理解して使い分けるべきたった
転職サイトと転職エージェントの強み・弱みを、ちゃんと調べて理解してから使い分けるべきでした。
転職活動初期は転職サイト経由で応募していました。
ただ、応募先が何を重視しているか・どんな選考内容か、というアドバイスやサポートが手薄で、なかなか上手くいかなかったです。
一方で転職エージェント経由で応募した企業については、順調に選考を進んでいきました。
エージェントが、過去の面接であった質問リストをシェアしてくれたり、どんな人材を欲しがっているか・何を重視して選考するかを詳細に教えてくれたりと、的確な対策ができたからです。
自分のキャリアを棚卸しして応募する企業・業界を絞ってからエージェントに相談すると、効率的にキャリアアップや待遇アップに繋がる求人紹介を紹介してくれます。
勿論、キャリア棚卸しの段階からエージェントへ相談するのも大いにアリです。
彼らは転職のプロフェッショナルなので、自分のキャリアで活かせる経験や向き不向きを第三者の視点からアドバイスしてくれるでしょう。
転職後の今心がけていること
今は次の転職は考えていませんが、いつ転職せざるを得ない状況になるか分かりません。それに備えて、職務経歴書を毎年更新するようにしています。
1年間の自分の業務内容や意思決定とそれに至った思考、苦労したことやそれをどう考え解決したか、についてキャリアの棚卸しを実施します。
また、転職の意思は無いものの、定期的に転職エージェントとコンタクトをとり、もし今転職したらどのくらいの待遇になるか、自分の市場価値を把握するようにしています。
それに加えて、「今の勤務先に収入を依存しすぎない」という観点から、資産運用等の勉強も転職前以上に積極的に取り組んでいます。
資産運用はやった方が良いのかどうか、その必要性を整理してみたので、是非読んでみてください。



